台北の『草率季(ブックフェア)』が終了しました

台北で開催された『草率季』というブックフェアが終了しました。

3月に出展したwonder foto Day でファンになってくれた女の子たちも数人来てくれてとても嬉しかったです。それから、台湾のアートのウェブマガジンの記者とお話ししたり、香港でカフェを営んでいるオーナーからお店で個展を開いてほしいと言われたり、台北でZINEを販売しているショップからご依頼もいただきました。

会場にはDJブースがあり常に音楽が流れていたり、バイオリンとコンテンポラリーダンスのパフォーマンスもあったり、ファッションが過激なお客様もいて、普段わたしが台北で普通に生活していても見かけることがないタイプの方たちが来ており、台湾の若者たちを眺めるよい機会ともいえました。

これまでわたしが参加したイベントと最も違っていたことは、ブースの配置が直線ではなく、動線が曲線になっていてかなり自由の利く雰囲気でした。なので壁際ではないわたしのブースはかえってちょっとやりにくかったです。段ボール箱2個と小1こ、イス用の新聞紙の束が雑然と置かれていて、どういう向きにすべきかとかライトの方向もあるので悩みました。

 

隣のブースといっても隣接しているわけではないですが、最もすぐ近くのブースはタトゥーのブースで、物珍しいのでお客さんたちの多くが立ち止まり写真を撮ったり見学していました。わたしもタトゥーをいれているのを間近で見たのは初めてでした。普通は痛くでも黙ってるものだそうですが、ある女性が脇腹の上の方に入れるとき、『痛いーー!痛すぎるーー!!お母さんごめんなさい!』とずっと叫び続けていて、お店のひとが『がんばって、がんばって!』と励ましてました。それを聞き、わたしも思わず『がんばって、がんばって!』と声をあげて応援してしまいました。このやり取りは中国語なわけですが、このタトゥーのブースのカップル(特に女の子)は英語もよくできるし、日本語でも日本人客に説明していたし若いのにたいしたものだなあと感心しました。台北市内に店舗も持っているとのことできっと人気店なのでしょう。お客さんも途切れることがありませんでした。一番小さな1センチのタトゥーで1000元(日本円3600円くらい)です。わたしは絶対にタトゥーを入れませんが、と書こうと思ったら何年か前東京でアイラインを入れたことを思い出しました。ものすごく痛く、腫れて散々な目に遭いました。その後の効果はまあ多少あったけどもうやりたくないです。

というわけで、ちょっと変わった台北のブックフェアを経験しました。

 

 

 

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