第65回ニッコールフォトコンテスト入選について

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第65回ニッコールフォトコンテスト第4部Web部門で入選しました。受賞作品のタイトルは『セルフポートレート』です。わたしの写真をご覧になってくださっている方ならご存知と思いますが、『美脚星人』の「たねあかしバージョン」と自分では紹介している作品です。上半身を前に倒し、少し距離のある前方の鏡にお辞儀した上半身を写しています。ニッコールフォトコンテストは昨年は準特選(入選より一つ上の賞)を受賞し、今年は入選でした。去年の授賞式で知り合った入選者の方々のご活動をフェイスブックでこの1年間拝見していましたが、ニッコールフォトコンテストで入選以上の人たちは、他のフォトコンテストでもバンバン入選されていたり、一度入選された方はそれより上の賞を目指したいという方がほとんどすべてと言ってもいいと思います。そんな方たちのフェイスブックの投稿を拝見していると「また佳作か……がっかり」ということを書き込んでる方がいて、わたしも、去年の方が良い賞だったので共感してしまいました。入選で落胆したことをツイートしたら友達からお叱りを受けました(笑)。笑っている場合でもないけれど、今わたしは確実に1年前より創作や作品を発表することに積極的になりました。

自分が生き生きと前向きに生きて楽しく日々過ごすために創作って必要です!そもそもアートというものは他人から評価をもらいたくてやるもんじゃないんだから、コンテストに出す必要はないんじゃない?おじさんたちの評価がそんなに欲しいの?って助言されたこともあるのだけど、結局のところコンテストで入選したときくと、へーすごいんだ!って言ってもらえて、特に、アートを見る目、写真を見る目がない、或いはアートや写真を観る目に自信がない方からすると、入賞や偉い人が褒めたことに賛同して認めてくれるものです。コンテストなど出なかったとしても、素晴らしい作品だ!と多くの人から絶賛される作品であれば、もっと言うと、称賛することを第三者から知られて恥ずかしくない、人目を気にしない作品であれば、コンテストなど出して審査員の評価など受けなくてもいいのかもしれません。でもわたしの作品は、多くの人が美しいと思う風景や花や犬猫の写真ではありません。だからこそ写真のカテゴリーで評価を受けたことは重要な意味を持つのではないかと思います。

UNKNOWN ASIA 大阪でアートディレクターの竹内真二郎さんから、『モダンポップなカラーも構図もアイディアも全てが好きだった。広告、アート、ファッションが融合した作品。』というコメントをいただき竹内真二郎賞もいただきました。竹内さんのこのコメントは、本当に嬉しかったです。わたしが表現したかったことの全てが竹内さんに伝わり、それを言葉にして評価してくださいました。伝えたいことが伝わるかどうかは腕次第、頑張りますわ。

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